Lambda ランタイム サポート終了日チェッカー

Lambda のランタイムは、言語のサポートが切れると AWS 側で「廃止」になります。

廃止されても関数は止まりません。だから気づかない。ところがその先の「更新ブロック」を過ぎると、バグ修正ひとつ入れるにもランタイムを上げるしかなくなります

直近では Node.js 20 が 2026年4月30日に廃止され、Python 3.9・Node.js 18 と合わせて 2027年2月1日から新規作成、3月3日から更新がブロックされます。使っているランタイムを選んでください。

Node.js 20Amazon Linux 2023
廃止(パッチ停止)
2026-04-30
新規作成ブロック
2027-02-01
更新ブロック
2027-03-03

移行先の候補は Node.js 24nodejs24.x。 廃止予定 2028-04-30 まで持ちます。

どの関数がそのランタイムか、一覧で出す

CloudShell か AWS CLI で 1 行です。リージョンごとに実行してください。

aws lambda list-functions --no-cli-pager \
  --query "Functions[?Runtime=='nodejs20.x'].[FunctionName,LastModified]" --output table

廃止の 180 日前から AWS Health Dashboard と Trusted Advisor にも対象の関数が出ます。 メールはアカウントの主要連絡先に届くので、担当者が変わっていると誰も見ていないことがあります。

廃止されても動く。だから放置される

廃止日を過ぎても、関数は普通に呼べます。エラーも出ません。

変わるのは AWS 側の責任範囲だけで、セキュリティパッチが止まり、サポートに聞けなくなる。目に見える変化が無いので、後回しになります。

問題はその後です。

「更新ブロック」の日を過ぎると、そのランタイムのままではコードも設定も変えられません。障害が起きて 1 行直したいときに、ランタイムの更新から始めることになる。 しかも上げた後で「やっぱり戻す」ができません。

2027年3月3日は Node.js 18・20、Python 3.9、Ruby 3.2、.NET 6、OS-only (AL2) がまとめてこの状態になる日です。 本番で使っているものは、この日より前に一度上げておく方が安全です。

上げるときに引っかかるところ

ランタイムの数字を書き換えるだけで済むことも多いのですが、詰まるのはだいたい次のどれかです。

  • Amazon Linux 2 → 2023 の差。ネイティブモジュールやレイヤーに入れたバイナリ(glibc・OpenSSL のバージョン)が合わなくなる
  • AWS SDK の世代。Node.js 18 以降は v3 だけ同梱で、v2 前提のコードは動かない
  • 依存パッケージの EOL。ランタイムより先にライブラリが対応を切っていることがある
  • 数が多い。1 本なら 10 分ですが、50 本あると棚卸しと検証の段取りが主な仕事になります

ランタイム別の期限一覧

廃止済み

ランタイム識別子OS廃止作成ブロック更新ブロック
OS-only (AL2)provided.al2AL22026-07-312027-02-012027-03-03
Node.js 20nodejs20.xAL20232026-04-302027-02-012027-03-03
Ruby 3.2ruby3.2AL22026-03-312027-02-012027-03-03
Python 3.9python3.9AL22025-12-152027-02-012027-03-03
Node.js 18nodejs18.xAL22025-09-012027-02-012027-03-03
.NET 6dotnet6AL22024-12-202027-02-012027-03-03
Python 3.8python3.8AL22024-10-142027-02-012027-03-03
Node.js 16nodejs16.xAL22024-06-122027-02-012027-03-03
.NET 7(コンテナのみ)dotnet7AL22024-05-14
Java 8 (AL1)java8AL12024-01-082024-02-082027-03-03
Go 1.xgo1.xAL12024-01-082024-02-082027-03-03
OS-only (AL1)providedAL12024-01-082024-02-082027-03-03
Ruby 2.7ruby2.7AL22023-12-072024-01-092027-03-03
Node.js 14nodejs14.xAL22023-12-042024-01-092027-03-03
Python 3.7python3.7AL12023-12-042024-01-092027-03-03
.NET Core 3.1dotnetcore3.1AL22023-04-032023-04-032023-05-03
Node.js 12nodejs12.xAL22023-03-312023-03-312023-04-30

サポート中(予定日)

ランタイム識別子OS廃止作成ブロック更新ブロック
Node.js 26(プレビュー)nodejs26.xAL2023未定
Node.js 24nodejs24.xAL20232028-04-302028-06-012028-07-01
Node.js 22nodejs22.xAL20232027-04-302027-06-012027-07-01
Python 3.15(プレビュー)python3.15AL2023未定
Python 3.14python3.14AL20232029-06-302029-07-312029-08-31
Python 3.13python3.13AL20232029-06-302029-07-312029-08-31
Python 3.12python3.12AL20232028-10-312028-11-302029-01-10
Python 3.11python3.11AL22027-06-302027-07-312027-08-31
Python 3.10python3.10AL22026-10-312027-02-012027-03-03
Java 25java25AL20232029-06-302029-07-312029-08-31
Java 21java21AL20232029-06-302029-07-312029-08-31
Java 17 (AL2023)java17.al2023AL20232029-06-302029-07-312029-08-31
Java 11 (AL2023)java11.al2023AL20232029-06-302029-07-312029-08-31
Java 8 (AL2023)java8.al2023AL20232029-06-302029-07-312029-08-31
Java 17 (AL2)java17AL22027-06-302027-07-312027-08-31
Java 11 (AL2)java11AL22027-06-302027-07-312027-08-31
Java 8 (AL2)java8.al2AL22027-06-302027-07-312027-08-31
.NET 10dotnet10AL20232028-11-142028-12-142029-01-15
.NET 9(コンテナのみ)dotnet9AL20232026-11-10
.NET 8dotnet8AL20232026-11-102027-02-012027-03-03
Ruby 4.0ruby4.0AL20232029-03-312029-04-302029-05-31
Ruby 3.4ruby3.4AL20232028-03-312028-04-302028-05-31
Ruby 3.3ruby3.3AL20232027-03-312027-04-302027-05-31
OS-only (AL2023)provided.al2023AL20232029-06-302029-07-312029-08-31

まとめて上げたい、検証の手が足りない

弊社では AWS 上のシステムの保守運用の一環として、Lambda のランタイム更新(棚卸し・検証・切り替え・切り戻しの段取り)を承っています。 本数が多い、AL2 依存のバイナリがある、SDK v2 のコードが残っている、といったケースほど段取りが効きます。 スポットのご相談だけでも構いません。

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関連する期限のチェック

本ページは Amazon Web Services, Inc. とは無関係の非公式ツールです。日付は AWS 公式ドキュメント「Lambda ランタイム」の表を 2026-09-10 時点で写したものです。「新規作成ブロック」「更新ブロック」は AWS の予定日で、変更されることがあります。必ず公式ページでご確認ください。