やっと花粉の目のシバシバが取れてきました...。
例年より スギの東京近郊の飛散完了は時間がかかっている ようです...。この時期だけ永久に感じますね。
そんな春を迎えているこの頃、Hackerの皆様は如何にお過ごしでしょうか。
概要
PostgreSQLを最近触る機会が出そうで、せっかくですので 以前に本ブログにてご紹介したMySQLのサーバレス環境、Planetscaleの PostgreSQL版(というよりポスグレの方がサーバレスは広まっていますが)であるNeon をご紹介します。
クールな印象のUI
本記事ではまず、接続までを設定・試していきます。
下記のドキュメントを読み進め参考にしてまいります。参考URL: 公式ドキュメント
2024/3 現在 無料枠 として利用できる最小スペックは以下のようです。
- Projects 1 Neon project
- Branches 10 branches
- Databases Unlimited
- Storage 0.5 GiB
- Compute Always-available primary branch compute, 5 compute hours (20 active hours)/month on branch computes. Free Tier computes have 0.25 vCPU with 1GB RAM.
要約しますと
- 作れるプロジェクトは1個だけ
- 500MBのストレージ
- 0.25の分割CPU
あたりがポイントでしょうか。いかにも心許ない ですがこちらで試していきます。
立ち上げまで
日本リージョンはないようなので、レイテンシが気になりますが取り敢えず シンガポール(ap-southeast-1)リージョン を選択し DB、プロジェクト名ともに 「test」 という名称を設定します。
※ 本番稼働のDBインスタンス立ち上げ時には適切な名称を設定してください。「test」ではセキュリティレベルが落ちます。
パスワードを設定
なんだかわからないまま初期設定を進めた 結果、PostgresDBがサーバレスで立ち上がってしまった...のですが パスワードが不明です。
よって、パスワードを設定します。
DB立ち上げ後のランディングページはこんな感じ
DBを立ち上げ終えたページで、 「Reset Password」 を押すと新しいパスワードが表示されるので手元にコピーして控えます。
こんなダイアログが出る
TablePlusで接続してみる
以下の公式ドキュメントページに接続方法が乗っているので試してみます。
参考URL: Connect a GUI application
こちらの方法では、pgAdminをGUIツール(OSでアプリとして動かせる)として紹介していますが、設定の各パラメーターをのみ見れば、Postgresのみならず、MySQLやredisなどさまざまなDBに対応している TablePlusでも見れるはず。
ということでやっていきます。
具体的な接続子を抽出
私の設定ではこうでした。上にあげたneonの公式ドキュメントに沿って記述します。
postgresql://test_owner:************@ep-rapid-hall-xxxxxxxx.ap-southeast-1.aws.neon.tech/test
^ ^ ^
|- <role> |- <hostname> |- <database>
具体的にはTableplusではこのようになります
- User: test_owner
- hostname: ep-rapid-hall-xxxxxxxx.ap-southeast-1.aws.neon.tech
- database: test
- Password: 前述の方法でリセットしておく
それぞれこのように入れます。
こちらの画像のように設定し、「test」を押すと接続ができました!
まとめ
本日はあくまでneonに接続するところまで を解説しました。次回以降は公式ドキュメントを読み進めつつ、PHPアプリケーション(Laravel)との接続方法や neonならではの癖 などを探っていきたいと思います。
連載記事をお読みいただきありがとうございました!
引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。